高貴な紫を結婚指輪に入れる | 初めての人向け 指輪を手作りする方法

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高貴な紫を結婚指輪に入れる

紫は高貴な者にしか許されなかった色

大昔の日本において、着物の色で位を決めていました。現代の感覚からすると、ナンセンスな事。しかし大昔の日本に限って言えば、国の運営に関わる重要な事。特に位が高く重要な任務に当たった者は、紫の着物を着ていました。
紫は高貴な色。歴史に名前をのこした女王様も、紫を好んでいたと言い伝えられています。高貴でありながら成功者の象徴ともいえる紫。結婚指輪に組み込めば、エレガントな雰囲気になれるでしょう。

宝石を使おう

結婚指輪に紫を入れ込む方法として、カジュアルなやり方は「紫の宝石を使う」ことでしょう。有名どころは、アメシスト。アメシストを取り入れた、結婚指輪を扱っているブランドも事実ございます。
アメシストと一言申しても、種類はたくさん。色が濃いものから薄いものまであるので、選び方によっては世界に1つだけの結婚指輪に仕上がるでしょう。また「アメシストを使えば心が落ち着く」とも、言われています。アメシストを「パワーストーン」と捉えたら、ちょっとしたお守りとしても使えるでしょう。

超貴重な宝石

スピネルも紫の宝石の一種。スピネルと言えばピンク色が特徴ですが、中には紫色をしたスピネルもあります。かつてはルビーのイミテーションとして使われてきたという黒歴史がありますが、希少性だけで言えばルビーといい勝負。下手をすれば、ルビーよりも貴重な鉱物と言えるでしょう。
あまりにも貴重であるがゆえに、場合によっては数十万円で取引されることも。スピネルを使った結婚指輪を取り扱っている店もかなり少ないので、探すだけでも一苦労です。

アームに紫を入れる

指輪のアームそのものに、紫を入れるやり方もあります。アームを紫に染めるのではなく、紫の色を引き出すのです。上からペイントしている訳ではないので、万が一色が剥げることはありません。
使用素材はジルコニウム。聞きなれない素材ですが、レアメタルの一種です。大変頑丈な素材になっているので、余程乱暴に扱わない限りは指輪が傷むことはないでしょう。